勉強姿

子供が毎日勉強するコツ

こんにちは、ブローガーの蘭子です。

実は・・・息子は3歳から現在の 10歳(小5)まで、1日も休まず勉強を続けており、その日数は【2422日間】(2023/4/18現在)。

毎日毎日コツコツ。
一度始めると、しつこい性格の息子は、風邪・インフルエンザで熱があろうが、遠足や運動会があろうが、お正月であろうが、1日たりとも休まず継続して学習を続けました。

さすがに39度の熱がある時は、「今日はもうやめておいたら?」と促しましたが、
「いやだ、絶対やる!一枚でもいいからする!」と言って聞きませんでした。

この踏ん張りはどこからくるのだろう?と、私も不思議でした。

「どうやったら子供がそう言う風になるの?」と結構色々な人に聞かれて、
「ああ、これって一つのノウハウなんだ」と気がつきました

そこで、今回の「絶対知って欲しい!」は、子供が毎日勉強するコツです。

子供が毎日勉強するコツ

想像するに、息子は、
「毎日勉強を続けてきただけに、やめるのが惜しい、途切れさせたくない」
「1日でもしなかったら、気持ち悪い(歯を磨かずに寝るようなレベル)」
の心境に到達していたのかもしれません。だから、未だに毎日勉強をしています。

実は、その状況を作るのが、一つのキモと考えます。
では、どの様にしてその状況を作るのか、そのコツをシェアしますね。

「始める」を一緒にする

息子が初めて机に向って学習らしきものをしようとしたころ、3歳(中頃)だったので、まだまだ鉛筆の持ち方も怪しく、筆圧も弱い状況でした。
私も軽〜い気持ちで「そろそろ、ひらがなを書く練習をしようかな」程度の気持ちで始めました。

それに、幼児さんに「さあ、勉強しましょう」と言ったって自主的に進んで勉強するはずはなく(笑)

まずは親と一緒に「始める」
それを5分でもいいから、楽しみながら一緒に紙に書いていく。
この「親と一緒に」が、スタートを切るのにとても重要だと感じています。

一緒に始める時は、身構えずに、子供と一緒の共同作業(遊び?)の感覚でいいかと思います。
欲を言えば、このスタートを切る時期は、まだ親の言うことを素直に聞いて実践する幼児期(3〜5歳)がオススメです。

100日間継続を、まずは目指す

細胞は約3ヶ月で変わると言われているそうです。


この3ヶ月間と言うのが、結構キーワード。
3ヶ月間、つまり約100日間、特定の行動をし続けると、その様な脳の細胞になる!!と私は考えました。
そこで、まずは100日間一緒にやってみようと、テスト的に始めました。

土日も休まずに3ヶ月も続けていると、その行動自体が習慣化されていくような感じでした。

ちょっと大変かな?と思うかもしれませんが、幼児さんの場合、最初のスタートは5分間ぐらいで全く問題ありません。
もちろん机に向かうのは「子供と一緒に楽しみながら」が大切です。
最初は5分ぐらいですが、様子を見ながら少しずつ時間を増やしていくことで、ちょっとずづ座って勉強できる時間が増えていきます。

100日間を何回も繰り返す

100日間が達成できたら、次の100日間を目指して、「子供と一緒に楽しみながら」続けていきましょう。
ここで大切なのは、100日と区切ること。
ず〜〜〜っと続けていく、エンドが見えない取り組みは、途中で息切れを起こしてしまいます。

「100日間、またできた〜〜〜!」
と、達成したら、喜び合い、それが楽しい状況を作ります。

しかし、ここまでくると「親も子供の横について続ける決心をする」覚悟が必要になってきます。
子供任せに勉強を続けてもらうのは、やっぱり、まだまだ難しい状況です。
子供は親と一緒に時を過ごすのが楽しくて、やっているという状況。

今度は、それを「自ら進んでやる!」状況にシフトしていく必要があります。
だから、100日間を何度も続けることによって、「習慣化」の状況を作り上げていきます。

そのためには、100日間を継続するためのモチベーションがとても大切です。

「見える化」する環境を作ってあげる

子供は、自分の成果が目に見えてわかると、断然やる気を発揮する傾向にあります。

ただ、子供達は、その「成果を見える様にする方法」を知らないのです。
我が家では、息子用のスケジュール帳を用意して、自分で勉強した日数をカウントする様にしています。

こちらは、息子が勉強の継続日数が1500日になったスケジュール帳です。

継続2000日目はこちら。

1日でも休んでしまうとカウントは「0(ゼロ)」になり、最初からカウントし直しすることになります。
こういったルールを設けると、子供はどうにかしてこの数字(カウント数)が続く様にと、張り切ってくるのです。
ちょうどゲーム感覚に近いのかもしれません。
そして、区切りのいい数字まで到達できたら、盛大にお祝いしましょう。
我が家では、勉強継続日数1000日目に、お誕生日よりも盛大にお祝いをしました。

使うスケジュール帳は何でもよく、100均のものでも大丈夫。
事実、我が家は昨年まで100均のスケジュール帳を使っていました。(今年から、少し背伸びして大人の手帳)


1000日目を到達した時に、子供にもたらすもの

1度目の勉強継続日数1000日間。
この1000日間、休まず学び続けた実績は、息子に大きな大きな自信をもたらしました。

「何事も頑張ればできるんだ!」と心底理解し、そして、それを経験した事。

この1000日間があれば、息子はこれから先の人生で困難があろうとも続けることで乗り越えられると、私は感じました。

もちろん平坦な1000日間ではありませんでした。問題が分からなくて、癇癪を起こすこともしばしば。そんな時は、涙を流して悔しがります。分からない時には、横で教えて一緒に歩みました。

幼稚園の時は、側についていないと寂しいのか、「お母さん一緒にやろ〜」と言っていましたが、今では「できたら呼ぶから」とか「一人でできるから、あっちへいっといて」と一丁前な事を言いだしています。

今は、朝起きたら直ぐに机に向かって勉強している姿が、頼もしく見えます。

この勉強の継続は、子供が自ら進んでできるものでしょうか?

…いえいえ、そんな夢みたいなことはありません。

「勉強をする」という環境とその習慣づけを、親が意識的に作る必要があります。
それが、前述のコツです。

絶対知って欲しい、子供が毎日勉強するコツ

ということで、子供が毎日勉強するためには

  1. 「始める」を一緒にする
  2. 100日間継続を、まずは目指す
  3. 100日間を何回も繰り返す
  4. 「見える化」する環境を作ってあげる

です。

学びの継続は、まずそのキッカケを親がつくることになりますが、その環境づくりは、子供への将来の大きな大きなギフトになること、間違いなしです。

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