赤ちゃん読み聞かせ

赤ちゃんの絵本の読み聞かせ、いつから始める?どんな本がいい?

こんにちは、Eduvateブロガーの蘭子(らんこ)です。
Eduvateでは「絶対知って欲しい!親と子の学び情報」をテーマに発信していきます😊

今回の「絶対知ってほしい!」は、赤ちゃんへの読み聞かせです。
私の子供(息子)への読み聞かせ歴は、10年。
この10年の読み聞かせで、得たノウハウをご紹介します。

赤ちゃん読み聞かせ

 

赤ちゃんへの読み聞かせ

赤ちゃんへの「読み聞かせ」は、ぜひオススメしたいものの一つです😊

でも
◉具体的にいつからがいいの?
◉どんな本がいいの?
◉何冊読めばいいの?
◉どんな効果がある?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

読み聞かせは、いつからがいい?

「読み聞かせはいつから?」となると、今すぐにでも!!とお伝えしたいです。
私の場合は、子供が生まれてから(体調が落ち着いたら)、すぐに読み聞かせを開始しました。
(余裕がある人は、子供がお腹にいる時から、読み聞かせを始めるのもいいです!)

まだ赤ちゃんだから、内容は理解できない・・・

と思ってしまいがちです。

でも、そんな事は気にせず、とにかく子供に言葉の響きを届けて、頭に刺激を与える活動を、私は目指しました。

なぜなら、「脳科学おばあちゃん」で知られる久保田カヨ子さんのおっしゃった、次の言葉が心に残っていたからです。

「脳が飛躍的に成長していく0歳から3歳までに、子どもにうまく手をかけてあげること(親の働きかけ)が、とても大事」

興味があって私はカヨ子おばあちゃんの本を、何冊か拝読しました。
さすが旦那様が脳科学者だけあって、理論的にその理由を述べてあり、自分としても納得。
(参考:「脳科学おばあちゃん」は、なぜ『0歳からみるみる賢くなる55の心得』を出版するのか?

読み聞かせは、子どもの脳を育てる効果もあるとされており、良いことであれば何でも試してみようと思って始めました。

読み聞かせには、どんな本がいい?

乳児期(0〜2歳児)には、色がはっきりした本が、食いつきがいいようです。
あかあか、くろくろ」など、有名どころの絵本は原色を使っているので、子供には興味が引かれるものがあったらしく、何度も読んであげました。



・・・ここまでは、まあ、よくある話ですよね。

ここからが、少し違ったご提案をしたいと思います。

今まで読み聞かせをしてきて、私が感じたのは、
乳幼児期、”特に乳児には”、どんな本を読んでもいい!!
と言うことです。
※乳児:0〜2歳児

つまり、
大人が読むような本を読み聞かせしてもいい!!
ということ。

・・・と言うか、私個人の場合、その様になってしまったのが本音です。

当時、私は産前産後・育児休暇を活用して、グロービス経営大学院に通い始めていました。
その時に読まなければならないケース(企業分析が書かており、実際にあったような事象を読み解き、分析するための冊子)、必読本は、もう膨大でした。

とにかく時間がなかったので、私が読まなければならないものを、子供に「読み聞かせも兼ねて読んじゃえ!!」と思い、次から次へと読みました。
それは、もう言葉のシャワーを浴びせるがごとくでした。

まだ言葉も分からない、寝ているだけの子供に、大学のケースや本を読むなんて・・・と思うかもしれませんが、親の声を聞いてもらえるだけで、子供の脳に刺激があると、考えました。

もちろん、ある程度意識がはっきりしてきて、好きな本ができる幼児期には、絵本もたくさん取り入れました。

でも、あまりにも活字を読みすぎたからでしょうか、幼児期に活字だけの本を読んでも、何ら抵抗はされませんでした。

何冊読めばいいの?

欲を言えば「1日1冊」を目標にしたいところです。
そうすることで「読み聞かせの習慣をつける」ことができます。
余裕があれば、2〜3冊以上、読み聞かせをするのもいいですね。

さて、もっと読み聞かせに力を入れたい方には、次の目標はどうでしょうか?

3歳までに1万冊の読み聞かせ

お子様を全員東大理Ⅲに導かれた佐藤ママは、3歳までに1万冊の本を読み聞かせをなさったそうです。
3歳までに1万冊となると

365日×3年=1,095日
10,000冊÷1,095日=9.132・・・

つまり1日約10冊を3年間続けると1万冊という計算になります。
なぜ1万冊なのかと言うと、「どの分野でもコツコツと積み上げた経験が1万回に達すると、飛躍的に成長し成果が花開く」という「1万回の法則」が理由だそうです。

不思議と子供がハマる、論語

1才8ヶ月頃から約1年ほど、子供(息子)がハマった本があります。
それは「こども論語塾



論語を小学生の子供でも分かるように、やさしい言葉で解説がついているものです。
(こども論語塾はその1〜3までがあります)
論語の調子が楽しかったのか、その解説も楽しかったのか、定かではありませんが、この「こども論語塾」を毎晩毎晩、365日、子供にせがまれて読み続けました。
しかも、冒頭の「はじまり」と「おわりに」までも読まないと気が済まない状況。

この現象からも分かるように、子供には ”【絵本を】読まなければならない” という概念は取っ払い、特に乳児期には、言葉のシャワーを浴びせるがごとく、大人が読むような本でも、何でも読み聞かせたらいいと思います。

それこそ、お母さん・お父さんが読んでも楽しい本、大きくなったら子供に読んでもらいたい本を読んであげるのもいいかもしれません。
それであれば、親御さんも楽しいし、子供の脳活性化にも繋がる、一石二鳥です。

読み聞かせ、どんな効果がある?

何年も「読み聞かせ」をしていて実感したのは、親の声を通して、子供は「言葉を好きになる」と言うことでした。

小学校1年生になると、活字にも抵抗なく、細かい文字で書かれた小説も読み始め、また新聞も自発的に読める箇所を読むようになっていきました。

また、読解力がついていますので、「まあよく、この文章を1回読んだだけで理解するな〜〜」という状況にもなっています。

読解力がつくと、例えば、算数の文章題でも1度読んだだけで、問題の意図を理解して直ぐに解答することができます。

もちろん国語でも、長文を一読して内容を理解する能力がついてきています。

「読み聞かせ」は、小さな赤ちゃんや子供にとっては、人として初めての文化の広がりであり、また親子のスキンシップみたいな位置付けでもあります。

気負わず、文字を通してお互いに楽しみながら出来たらいいですよね。

ちなみに、息子が10歳になった今でも、我が家では「読み聞かせ」を寝る前にしています。
自分で本をスラスラと読める時期ですが、そこはやっぱり親に読んでもらいたいようです。(まだまだ、甘えたさんです)

読み聞かせを、塾の勉強につなげる

息子は現在10歳で、塾にも通い出す年齢になりました。
そこで我が家では最近、塾の国語テキストの問題文章(長文)を読み聞かせしています。

自分で読んで文章を理解すること、他の人の読み聞かせを通して文章を理解することでは、気付きも違う様です。

塾の国語テキストで取り扱っている長文は、『窓際のトットちゃん』など、後々にも読みたい本が沢山掲載されていますので、今後の読書への呼水にもなります。

読み聞かせが、いつの間にか勉強につながっている現在ですが、息子には塾の国語テキストの読み聞かせは「勉強とは思っていない」ようです。(むしろ、楽しみで、甘える時間)

絶対知って欲しい、読み聞かせの提案!

ということで、子供への「読み聞かせ」は

  1. 今すぐにでも、読み聞かせ!
  2. 何でも読む!(乳児の時は、大人が読むような本でもOK)
  3. 出来れば1日1冊以上で、習慣づけ!

という、ご提案です。

 

 

 

 

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